アレルギー源の少ない馬刺しは疲労回復や滋養にもよい

アレルギー源の少ない馬刺しは疲労回復や滋養にもよい
最近、幼いお子さんはもちろんのこと大人の間でも食物アレルギーを患っている方が多くなりました。代表的なところでは小麦粉、卵・牛乳がアレルゲンになるため、一生これらを口にすることはできません。さらにはカニやエビなどの魚介類でも罹患をするケースもあります。しっかりとタンパク質や栄養素を補給したいと頭を抱えている方も大勢いますが、そんな方におすすめなのが馬刺しです。九州地方で古くから食べられているお肉で、低カロリーでアミノ酸が豊富というまさにスーパーミートと言えるものになります。馬刺しというスタイルで口にするのが基本で、生魚でアレルギーを発症する方でも馬刺しなら安全です。馬肉の場合、脂質が一切なく、天然素材を飼料にして育てているため、病気を発生させる原因がまったくありません。馬刺しはアミノ酸が豚肉の約4倍もの分量で含まれているので、毎日200グラム程度を口にするだけでも、疲労回復と滋養にも効果的です。
3mm程度に切ることで、安全で体にも良い馬刺しがもっと美味しくなる
馬刺しの赤身は、低カロリーで脂質をほとんど含みません。一方で活性酸素を除去して細胞の酸化を防ぎ、動脈硬化や糖尿病の予防に効果があるとされるカルノシンや、ブドウ糖に変わってエネルギー源となるグリコーゲンなど体によい成分を豊富に含みます。グリコーゲンはスタミナの増強や疲労回復を促し、肝臓の解毒作用を高めるとも言われます。 ペプチドは血圧の上昇を招くホルモンの発生を阻害し、血圧を適正に保ちます。吸収率の高いヘム鉄は、造血作用を促して貧血を防ぎます。そのほかコラーゲンやアミノ酸も豊富で美容が気になる女性にも最適です。馬は体温が高いので寄生虫がつきにくく、敏感なので添加物やホルモンを受けつけません。そのため、子供からお年寄りまで安心して食べられます。 切り方によって、馬刺しは美味しさが変わります。肉の繊維に逆らって垂直にスライスすると、食感が柔らかくなります。繊維の向きに注意しながら2mmから3mm程度に切ると食べやいです。